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逃亡くそたわけ [読む]

逃亡くそたわけ
絲山 秋子 著

精神病院に入院している21歳の女子大生、躁鬱の花ちゃんと24歳の会社員、鬱のなごやんの逃亡劇。

花ちゃんは、ふと思いつき、たまたまそばにいたなごやんを誘って病院から脱走します。
丁度良い年齢ですが、恋愛があるわけでもありません。
博多弁が面白くて、おもい空気にもなりません。
地域色も良い感じに出ています。

2人は病気で苦しみつつも、お互いをなんとなくいたわり、とても素直に接しながら過ごします。
特に何があるわけではありません。
さらーっと、なんとなーく終わってしまいます。
でも、たぶん病状は良くなって2人は元気になりそうです。
そんな気がします。

職場では鬱になる方が非常に多いです。
そういう職場です。
この本を読んで、躁鬱と鬱って不安な病気なのだなぁ。
と思いました。
私も一週間に5キロやせ、会社が近づくと体調が悪くなる時期がありましたが、そんなのどうってことないですね。
幻聴や幻覚って桁外れに怖いですね。


タグ:小説
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コメント 5

pomme

心の病が多いです。
そんな人をも優しく受け止める
社会でありたいですね。
誰でも病む事があるのですから。
by pomme (2010-12-05 12:59) 

まっきー

お越しくださってありがとうございます。
by まっきー (2010-12-05 15:44) 

mei

◇pommeさん、こんにちは。
何せ、課に1人はそういう状況です。
その人のフォローに入る人も気の毒だし、本人はわざとじゃないし。
人間関係はじわじわ悪くなってきて、職場全体の雰囲気も悪くなります。
上の人たちはどうにかしようとそれなりに行動していますが、どうも違う感じです。
例えば、オフィスの中の小物を明るい色にする。とかしちゃうのですよね。
もちろん、そういう事も多少は良い影響も有るかもしれません。
でも、そういう事ではないと思います。
人対人の問題だと思います。
by mei (2010-12-10 13:38) 

mei

◇まっきーさん、こんにちは。
いえいえ、こちらこそどうもありがとうございます。
by mei (2010-12-10 13:38) 

mei

◇takemoviesさん
◇淳司さん
◇YOUさん
◇kotobukimaruさん
◇nachicさん
nice!ありがとうございます。
by mei (2010-12-10 13:38) 

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