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悪人 [読む]

悪人 [上・下]
吉田 修一 (著)

友人Kが映画になっちゃったから、なんだけど。
と貸してくれました。
なんだけどっていうのは、演じている役者さんを知ってしまうとどうしてもその人でしか想像できなくなってしまうことに関してです。
知らないほうが自分なりの人物像を描けて良いですものね。
でも、配役、ぴったりだなぁなんて思いました。

吉田 修一さんの作品はパレードしか読んだことがありませんが、読んだ後、嫌な気持ちが続いて正直、読んだことを後悔した作品でした。
私は苦手。
で、悪人はどうだったかというと、こちらはただただ切なく淋しいです。
吉田 修一さんという方は人が持つ意識していない影の部分を引きずり出すのが好きなのかな。
そういうのが見たい人は好きかもしれませんね。
でも、私は本の中でまで見たくないです。


タグ:小説
nice!(5)  コメント(3) 
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コメント 3

スカビオサ

私は映画を観たのですけどね・・・
正直、うーん・・・でした。
人間誰しも「悪」な部分は持っていると言うのは分かるのですが、
映画を通して何を訴えたいのかな?と思いました。

by スカビオサ (2010-10-09 15:40) 

mei

◇スカビオサさん、こんにちは。
そうでしたかぇ。
映画も同じような終わり方なのかなぁ。
小説は何の救いも無いというか、本当に主人公が悲しくて、やるせない気持ちになりました。
こういう小説を読むとしばらく気持ちが沈みます(^^;;。
映画は賞もいただいていたし、深津さんが好きなのでちょっと興味もわいたのですが間違ってみないように気をつけよう。と思ってしまいました。
by mei (2010-10-14 10:41) 

mei

◇めぇさん
◇pommeさん
◇さcheeん
◇miopapaさん
nice!ありがとうございます。
by mei (2010-10-14 10:41) 

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