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亡国の徒に問う [読む]

石原 慎太郎 著

1996年に単行本、1999年文庫化されたものです。

私の石原氏のイメージはあまり良いものではなく、
もう少し考えてコメントしてよ。
とか。
攻撃的過ぎるよ。
とか。
一方的過ぎるよ。
とか。

いままで食わず嫌いだったな。
この本を読んでの感想です。

言い回しが少し難しくゆっくりじっくり読む必要がありますが、あぁ彼の言動ってちゃんと意味があるんだな。
と納得することが出来たし、共感も出来ました。
人として好きなタイプの人だな。とも思います。
櫻井よしこさんの「大人たちの失敗 この国はどこへ行くのだろう」で書かれていることと同じ部分も多いです。

本当にこのままでは日本は危ない。
何もしないでただただ文句だけを言い、傍観しているのではなく、
政治家は私たちが選んでいるのだ。
その政治家は国を守る義務と責任があるのだ。
という意識をきちんと持ち、自分の思想に合う、信じるに値する人物を選挙で選んでいかないといけない。
と、強く思いました。

物価が上がったり、税金が上がったりするのは嫌です。
でも、そのお金が正しいと思えることに使われていれば文句は言えないはずなのです。
それを自ら知ろうとしなければ、マスコミが手を加えた情報しか耳に届きません。
真実は見えません。
お金の話ばかりではありません。
歴史、外交、すべてにおいてそう思います。

私たちが勘違いするような切り貼りをしたニュースなども多いのです。
(仕事で取材を受けたことがあり、その記事がわれわれのコメントとまったく違っていたことがありました。
マスコミの怖さを実感した瞬間でした。)
石原氏の考えすべてが正しいとかそういうことではなく、日本のあり方を考えるにはとても良い本なのではないかと思います。
タグ:学ぶ
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コメント 6

nachic

読みたくなりました。
私も同じような事、感じるから。
なんだか近頃、特に、マスコミに情報操作されてるような
気がして、コワイと思います。こういう状況は危ないですね。
自分なりの判断力をしっかり持っていたいです。
by nachic (2008-06-05 18:41) 

mei

◇nachicさん、こんにちは。
あったことを証明するよりなかったことを証明するほうが何十倍も難しいですよね。マスコミの国を売るような報道は本当に疑問です。
報道の自由といいますが、勘違いしているとしか思えません。
受身はだめですね。真実をちゃんと見ていかなくちゃなって思いました。
by mei (2008-06-06 09:10) 

mei

◇popiさん、こんにちは。
nice!ありがとうございます!
by mei (2008-06-06 09:11) 

mei

◇pommeさん、こんにちは。
nice!ありがとうございます。
by mei (2008-06-09 09:15) 

mei

◇きぃ*さん、こんにちは。
nice!ありがとうございます。
by mei (2008-06-09 09:15) 

mei

◇riraさん、こんにちは。
nice!ありがとうございます。
by mei (2008-06-09 09:15) 

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