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深尾くれない [読む]

宇江佐真理 著

愛の話なのかなぁ。
雖井蛙(せいあ)流を起こした鳥取藩士・深尾角馬の生涯を描いた長編時代小説。

雖井蛙流の細かい話はまったく興味がないのでちっとも頭に入ってきません。
でも、この人は実在の人物なので、こういう時代の武士は大変だなぁなんて思いつつ読みました。

前半は、妻のかのと角馬の話。
かのの気持ちが良くわかります。自分も同じような立場になったらこんな風に最後を迎えるかもなぁ。

後半は、娘のふきと角馬の話。
ふきの気持ちがもうひとつ書きこまれていないような気がします。

最後は泣けます。
最後になって急にぐっと気持ちが入りました。
これが本当に最後の数十ページなので、もうちょっと早く盛り上がって欲しかったなぁ…と言うのが正直な感想です。

タグ: 小説 時代
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コメント 4

mei

◇noieさん、nice!ありがとうございます。
by mei (2008-07-18 09:32) 

pomme

今年の初めから、宇江佐さんの本を立て続けに
読みました。この本も読みましたよ。ちょっと恐さを
感じました。髪結い伊佐次シリーズは粋な感じで
面白く、全シリーズ読みました。
by pomme (2008-07-22 14:28) 

mei

◇pommeさん、こんにちは。
そうですね、ちょっと恐い感じもありますね。
なんていうんでしょうね、薄ら寒い空気なんですよね。
髪結い伊佐次シリーズですね、こんどチェックしてみます!
by mei (2008-07-23 10:43) 

mei

◇こぼぱんさん
◇riraさん
nice!ありがとうございます♪
by mei (2008-07-23 10:43) 

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